雑草を生えなくする方法として「石灰」が使えます。
なぜなら、石灰は主に炭酸カルシウムからできていて、石灰を土にまくことで土壌のpHをアルカリ性に近づける働きがあるからです。
なぜアルカリ性に近づけるのがいいかというと、多くの雑草は酸性の土を好みます。
そのため、石灰をまいて酸性を中和することで、一般的な雑草の生育が抑えられるのです。
この記事では、石灰を使って雑草を生えなくする方法を解説するとともに、石灰を土にまくデメリットも詳しく解説していきます。
石灰を使った雑草対策の方法
石灰を使った雑草対策は3ステップでできます。
1.土のpHを測る
土のpHを測ることで、土がどれくらい酸性になっているか、どれくらいの量の石灰が必要か、チェックすることができます。
土のpHを測るには、楽天でも売ってるような市販の測定キットでOKです。
↓↓↓
|
2.石灰をまく
土のpHにあわせた石灰を均一にまいていきます。
商品によって炭酸カルシウムが含まれる量が違うので、石灰をまく量は商品のパッケージに記載されている分量を参考にしてください。
土にまく石灰は楽天でも市販されていて簡単に購入できます。
↓↓↓
|
3.水をやる
石灰をまいた後は、しっかりと水やりして石灰を土に馴染ませます。
石灰を使うときのデメリット
石灰は雑草を除草する効果がある一方で、使い方を間違えると植物の生育にも影響を与えてしまいます。
石灰を使って雑草対策するときのデメリットと注意点を解説していきます。
1.植物の生育に悪影響を与える
多くの雑草は酸性の土を好むので、石灰を使って酸性を中和することで、雑草が生育しにくい環境を作ることができます。
ただし、酸性の土を好む植物もあります。
雑草を除草したあとに植える植物がどのような土を好むのか、事前にチェックしておかないと植物の生育を阻害してしまうリスクがあります。
酸性の土を好む植物はこちらで確認できるのでチェックしてみてくださいね。
↓↓↓
アルカリ性植物と酸性植物
2.使用量に注意する
使用量は石灰の説明書に記載していますので、必ず使用量を守りましょう。
石灰を多くまきすぎると植物が塩害を起こす可能性があります。
3.石灰をまく時期に注意する
石灰をまくなら、雑草が生える前の冬から春がおすすめです。
または雑草を刈り取った直後に、新しい芽が出る前に早めにまいてください。
雑草対策に石灰を使うときのまとめ
多くの雑草は酸性の土を好むため、石灰を土にまくことで土壌のpHをアルカリ性に近づけて、雑草対策に効果を発揮します。
ただしデメリットもあります。
植物や野菜の中には酸性の土を好むものもあるので、除草後に植える植物によっては石灰を使った雑草対策は向いていません。
これらを考慮すると、私のホンネとしては、除草剤を散布するのがベストだと思います。
散布式の除草剤は葉っぱについてから植物内に吸収されて枯れていきます。
雑草の葉にかかるように散布すれば他の植物に影響がありませんし、土の性質を変えてしまうこともありません。
除草剤は、枯らしたい雑草だけをピンポイントで根まで枯らすことができます。
しかも、土に落ちた薬剤は徐々に分解されるので、除草後に植える植物に影響を与えません。
こちらの除草剤は、口コミが4.48の高評価で、安全に使いやすい商品です。気になったら楽天サイトで確認してみてくださいね。
↓↓↓
|