買ったばかりのポインセチアは大きな葉だったのに、1年経つと葉が小さくなって見栄えが悪くなってしまうことありますよね。
購入してから1~2年経つと、ポインセチアの成長にともなって鉢に根が張り、根詰まりを起こしている可能性があります。
一回り大きな鉢に植え替えても葉が小さいままなら、他の原因が考えられます。
それが大きく分けてこの3つです。
- 水やり
- 肥料
- 日光
次の項目では、この3つについて詳しく解説するとともに、園芸ショップが葉を大きくするためにやっている処置をこっそり解説していきます。
ポインセチアの葉が小さい原因1:水やり
ポインセチアの葉が小さい原因の一つに、水やり不足、または水のやり過ぎがあります。
水やり不足の対策
水やり不足になると葉が全体的に小さくなり乾いて枯れていきます。
その場合の対策としては、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えることです。
ただし、ポインセチアは根腐れしやすいので、受け皿に水がたまらないよう気をつけましょう。
水のやり過ぎ対策
もう一つの原因が水のやりすぎです。
水をやり過ぎると根腐れを起こしてしまい、葉が黄色く小さくなって落ちていきます。
その場合の対策としては、鉢からポインセチアを取り出して根の状態を確認するしかありません。
健康な根は白色ですが、根腐れを起こして腐った根は茶色や灰色に変色していたり、溶けたりしています。
腐った根を見つけたら切り取って、新しい鉢に植え替えます。
植え替えた後はしばらく水やりを控えめにして、土の表面が乾いてから水を与えるようにしましょう。
ポインセチアの葉が小さい原因2:肥料
土が瘦せて肥料が不足すると葉が全体的に小さくなり、葉の色も薄くなります。
ポインセチアを1年以上育てているのであれば、定期的に肥料を与えてあげましょう。
特に成長期である4月~10月は2ヵ月に1回のペースで肥料を与えるのが理想です。
冬の間は休眠期間に入るので肥料を与えなくても大丈夫です。
肥料は楽天でも売っているような市販の観葉植物用の液体肥料で構いません。
薄めて使うタイプはめんどくさいので(笑)私は薄めずにそのまま使える液体肥料を使っています。
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ポインセチアの葉が小さい原因3:日光
日光が不足すると葉が小さくなり、茎や枝が間延びしてしまいます。
この対策としては、日光が当たる明るい窓際などにポインセチアを移動します。
春~夏の間(気温が10℃以上)なら外に出しても構いませんが、直射日光は葉焼けの原因になります。
直射日光が当たらない日陰か、室内ならレースのカーテン越しなど柔らかい光が当たる場所に置きましょう。
園芸ショップが葉を大きくするためにやっている処置
販売されているポインセチアの葉はなぜあんなに大きいのでしょうか?
その要因の一つとして園芸ショップがやっている処置をご紹介します。
ポインセチアは本来、背が伸びやすい植物です。
春~夏の成長期は、どうしても背が伸びることを優先してそちらに栄養が取られてしまうので、葉が小さくなりがちです。
販売されているポインセチアの葉が大きいのは、矮化剤(わいかざい:植物の成長を抑制する薬剤)を使って成長を抑制しているためです。
茎の成長を抑制することで、葉に栄養分が行きやすくなり葉が大きく成長します。
成長抑制剤を使うことに抵抗がなければ、使ってみるのもいいと思います。
成長抑制剤は楽天でも気軽に購入して使える安全な薬剤です。
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薬剤を使いたくない場合は、茎が伸びるのを防ぐために剪定して枝の数を分散させる方法があります。
私の実家で、ポインセチアの剪定をやって大失敗して枯らしたことがあるので、私は剪定が怖くてできません・・・(笑)
もし剪定したい場合は、こちらのブログが写真付きでわかりやすく書かれてあったので参考までにご紹介しておきます。
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ポインセチアの剪定を写真で解説!失敗しない切り戻しのコツは?
ポインセチアの葉が小さい原因まとめ
ポインセチアの葉が小さい原因は大きく分けてこの3つです。
1.水やり不足、または水のやり過ぎ
水やりが不足すると葉が乾燥して小さくなっていきますし、逆に水をやり過ぎると根腐れを起こして、葉が黄色く小さくなって枯れてしまいます。
2.肥料不足
土が痩せて肥料が不足すると葉が小さくなります。
1年以上育てているのであれば観葉植物用の液体肥料を定期的に与えてあげましょう。
特に成長期である4月~10月は2ヵ月に1回のペースで肥料を与えるのが理想です。
3.日光
日光が不足すると葉が小さくなり、茎や枝が間延びしてしまいます。
直射日光を避けた、日光が当たる明るい窓際などにポインセチアを移動しましょう。
4.成長抑制剤を使う
茎の成長を防ぐことで葉に栄養が行き渡り、葉が大きく成長します。
ポインセチアの葉を大きく成長させるには、春~夏のお手入れが大切になってきます。
クリスマスシーズンに向けて、1年通して大切に育てていきましょう♪