コンクリートに置くだけの人工芝には2パターンあります。
1つは、人工芝がロール状になっていて、カーペットのように敷き詰めていくタイプです。
|
そしてもう1つは人工芝パネルと呼ばれるもので、1枚約30cm×30cmのパネルを組み合わせて人工芝を敷いていくタイプです。
|
ロール状タイプ、パネルタイプにはそれぞれメリット・デメリットがあり、人工芝を敷きたい場所によって選び方が変わります。
次の項目では、それぞれのメリット・デメリットや選び方をさらに詳しく解説していきます!
ロール状の人工芝のメリット・デメリット
まずは気になるデメリットからご紹介していきます。
ロール状の人工芝のデメリット
取り扱いや運搬が大変
幅広で長さのあるロールは重量があるので、一人で運搬したり、設置するのが難しい場合があります。
部分的な補修や交換が難しい
一部分が破損したり劣化した場合、その部分だけを切り取って新しい人工芝を継ぎ足すと、つなぎ目が目立って見た目が悪くなります。
そのため、一部分の破損や劣化で、全部の張替えが必要になる場合があります。
保管スペースが必要
ロール状の人工芝はかさ張るため、保管する時には、ある程度のスペースが必要です。
ロール状の人工芝のメリット
広い面積に敷ける
広い庭やベランダなどに一気に敷き詰めることができるので、施工時間を短縮できます。
特に正方形や長方形など、シンプルな形状の場所に効率よく設置できます。
つなぎ目が目立ちにくい
パネルタイプに比べて、つなぎ目の数が少ないので、つなぎ目が目立たず仕上がりが自然で美しくなります。
コストパフォーマンスが高い場合がある
パネルタイプに比べると製作コストが安いので、広範囲に人工芝を敷くなら、ロール状のほうがコストは安くなる傾向があります。
カットの自由度が高い
設置場所の形状に合わせて、ハサミやカッターで自由にカットできます。
丸い形状など、複雑な形状の場所でも比較的対応しやすいです。
コストパフォーマンスが高く、施工しやすい人気のロール状人工芝はこちらです。
↓↓↓
|
パネルタイプの人工芝のメリット・デメリット
まずは気になるデメリットからご紹介していきます。
パネルタイプの人工芝のデメリット
つなぎ目が目立ちやすい
商品によりますが、パネルの形状によっては、どうしてもつなぎ目が目立ちやい傾向にあります。
特に安価な製品や、芝丈の短い製品はつなぎ目が目立ちやすいです。
広い面積への施工には手間がかかる
広範囲な場所に敷き詰める場合は、ロール状に比べて手間と時間がかかります。
コストパフォーマンスが低い場合がある
パネルタイプは小さいサイズに小分けにするので、ロール状に比べて材料費が高くなる傾向にあります。
広い面積に敷く場合は、総費用が高くなることがあります。
形が限られる
正方形のパネルを組み合わせて設置するので、正方形の敷地には適していますが、丸いカーブがあるような形状には施工できません。
パネルタイプの人工芝のメリット
施工がとても簡単
パネル同士をパズルのように連結するだけで設置できるため、特別な工具や技術はほとんど必要ありません。
DIY初心者でも手軽に扱えます。
裏面にジョイント部分があり、はめ込むだけでしっかりと固定されます。
部分的な補修や交換が容易
一部分が破損した場合、そのパネルだけを取り外して新しいものと交換できます。
ロール状のように広範囲を張り替える必要がありません。
持ち運びや保管が容易
コンパクトなパネル状になっているため、ロール状に比べて運搬や保管が楽です。
必要な分だけ購入しればいいので、余った場合も少ないスペースで保管できます。
水はけが良い
ロール状の人工芝はカーペットのように直置きですが、
パネルタイプは土台や足が付いており、水分が土台の下を通り抜けるので水はけが良く作られています。
水はけが良いと水たまりができにくく、それによるカビや悪臭を防ぐ効果もあります。
水はけと、リアルな芝に特化した大人気のパネルタイプ人工芝はこちらです。
↓↓↓
|
ロール状・パネルタイプの人工芝比較
ロール状・パネルタイプの人工芝の比較表はこちらです。
ロール状 | パネル | |
重量 | 1枚が繋がっているので重い | 1枚約250g程度で軽い |
部分的な損傷や劣化 | 1枚すべてを交換する | 一部分のパネル交換でOK |
つなぎ目 | 目立ちにくい | 安価な製品や、短い芝は目立ちやすい |
作業の難易度 | 比較的難しい | 初心者でも簡単 |
向いてる場所 | 広範囲な場所 | ベランダ、テラス、バルコニーなどコンパクトな場所 |
コンクリートに置くだけの人工芝はいろいろな種類があります。
さらに詳しく見てみたいなら、こちらの一覧も参考にしてみてくださいね。
↓↓↓
コンクリートに置くだけの【人工芝】一覧