空調服にはファンを回すためのバッテリーが付いています。
このバッテリーの電圧に「5V」と「12V」があります。
この電圧の違いは、ファンの性能、つまり「涼しさ」に直結するので、とても重要なのです。
電圧が違うだけで、快適さに大きな差が出てくることもあります。
次の項目では、それぞれの違いやメリット、デメリットを比較して解説していきます。
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Contents
そもそもバッテリーのV(ボルト)とは?
バッテリーの「V(ボルト)」は電圧を表します。
電流を流す「圧力」のようなもので、電圧が高いほどファンに強い電流を流すことができます。
その結果、ファンがより高速で回転し、強い風量を生み出すことができるのです。
つまり、5Vよりも、12Vのほうがファンをパワフルに動かして、強い風を送ることができます。
次の項目では、それぞれのバッテリーの特徴と、メリット、デメリットを解説していきます。
5Vバッテリーのメリット・デメリット
5Vバッテリーは、初期の空調服や、より手軽なモデルに多く採用されています。
5Vのメリット
- 価格が安い
12Vバッテリーの空調服に比べてお値段は安めです。値段が安いので手に取りやすく、お試しに買ってみるのに適しています。
- 軽量・コンパクト
バッテリー自体が小さく軽量なため、ウェアに装着した際の重さや異物感が少なめです。
- 充電が簡単にできる
スマートフォンなどのUSB充電器(5V出力)で充電できることが多く、手軽に充電しやすいのが特徴です。商品によりますが、モバイルバッテリーでも充電できる場合があります。
- 静音性
ファンの回転速度が穏やかなため、稼働音が小さめです。静かな環境で使用する場合や、音が気になる人には向いているかもしれません。
5Vのデメリット
- 風量が弱い
これが5Vの最大のデメリットで、12Vバッテリーに比べて風量が弱くなります。真夏の炎天下や、熱のこもりやすい場所での作業では、物足りなく感じるかもしれません。
- 冷却効果が弱い
風量が弱いため、汗をかいてもすぐに蒸発するとは限らず、12Vに比べて冷却効果が劣ります。特に大量の汗をかく状況では、快適に使えるかどうかは疑問です。
- 商品が少ない
最新モデルや高性能なファンは12V以上のバッテリーが主流になっており、5Vのファンやバッテリーが少なくなりつつあります。
5Vがオススメな人
- 空調服を安く試してみたい人
- それほど強い風量はいらない人、強い風量が苦手な人
- ファンの音をできるだけ抑えたい人
- バッテリーの軽さやコンパクトさを重視する人
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12Vバッテリーのメリット・デメリット
最近の主流は12V、またはそれ以上のバッテリーです。
その一番の魅力は、やはりその圧倒的な風量にあります。
12Vのメリット
- 圧倒的な風量
5Vと比較すると、ファンの回転速度が格段に上がり、非常に強い風を生み出します。これによって、体感温度を大きく下げ、真夏の酷暑の中でも高い冷却効果を感じられます。
- 高い冷却効果
大量の風が汗をすぐに蒸発させるため、気化熱による冷却効果が高く、熱中症対策としても効果的です。
- 作業効率の向上
暑い場所でも快適に作業できるため、集中力を高めるだけでなく体力の消耗を抑え、作業効率が向上します。
- 商品が豊富
多くのメーカーが12V対応のファンやバッテリー、空調服をメインに開発しており、デザインや機能の選択肢が豊富にあります。
12Vのデメリット
- 価格が高い
5Vバッテリーに比べると、電圧などの性能が上がるぶん価格が高めです。
- バッテリーが重い・大きい
5Vに比べてバッテリー容量が大きくなるため、重量やサイズがやや大きくなりがちです。
- 稼働音が大きい
ファンの回転速度が速いため、どうしても稼働音が大きくなります。静かな環境で使用する場合は不向きかもしれません。
- 専用の充電器が必要な場合がある
12Vは電圧が大きくなるので、USB充電ではなく、専用のACアダプターでの充電が必要になる場合があります。
12Vがオススメな人
- 真夏の炎天下や屋外での作業がメインの人
- 汗を大量にかく作業が多い人
- とにかく涼しさを追求したい人
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5Vと12Vの違いまとめ【比較表】
特徴 | 5V | 12V |
風量 | 穏やか、弱め | パワフル、非常に強い |
冷却効果 | 限定的 | 高い |
価格 | 手頃、安い | 高め |
重さ・サイズ | 軽量、コンパクト | やや重い、大きい |
ファンの音 | 小さい、静か | 大きい、目立つ場合あり |
充電方法 | USB充電が主流 | 専用充電器が必要な場合あり |
選択肢 | 減少傾向 | 豊富 |
おすすめの用途 | 軽作業、室内、音を気にする場所 | 炎天下、屋外作業、重作業 |
5Vも12Vもそれぞれメリット・デメリットがあるので、使う環境によって自分に合うものを選んでみてくださいね。
最近では電圧を切り替えられるものも発売されていて、6V~14.8Vまで4段階の風量調整ができるタイプもあります。
場所や用途に応じて風量を調整できるので使いやすく、いま人気になっているのがこちらの空調服です。
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